ヘビーユーザー必読のティーツリーオイルの酸化防止術

ティーツリーオイル エッセンシャルオイル

ティーツリーオイル エッセンシャルオイル
ティーツリーファームズのティーツリーオイルは大きなサイズで100ml、小さなものでも25mlと大きめサイズ(一般的な他社様のサイズは10ml)。
なので「使いきれるかなぁ」、とご注文を躊躇されるお客様もいらっしゃいます。

しかし酸化防止の工夫さえしていれば、3年ほどは香りに大きな変化なく十分に活用いただけますので今回はその方法をご紹介しましょう。

用意するのは小さなガラス小瓶。これに小分けして保存するだけ。小分けの際にはボトル内部の空気をできるだけ少なくして封をするのがコツ。また、小分けしたボトルは密封前にボトルのネジとなっている部分にオイルが付着して残らないようにしっかり拭いてからキャップを装着し、そのまま立てた状態で保管します。そうすることでオイルによるキャップの劣化を最小限に抑えることができます。

ティーツリーオイルが酸化するとどうなるのか?


ティーツリーオイルは開封後、1年を過ぎたあたりから徐々に酸化が気になり始めます。顕著な変化は香り。澄んだグリーンな香りに対して、独特の酸化臭が加わり始め、すっきり感が失われてゆきます。
他に酸化が進み始める事で見られる変化はキャンプの内側。オレンジ色のベトベトしたオイルが見られるようになると酸化が進んでいる証拠ですね。

時折、アロマショップのテスターとして置いてあるサンプルにもこうしたものが見られ、ティーツリーの専門家としてティーツリーの香りの『名誉』のためにも、「今すぐ交換してあげて〜」とお願いしたくなってしまいます。
ティーツリーオイルは鮮度によってその香りに大きな違いがあります!
香りを楽しむ目的では、新鮮・フレッシュなティーツリーオイルをご利用いただきたいと思います。

2倍以上も? ティーツリーオイルの価格差と香りの差の理由


オーストラリアのティーツリー業界で最大手の会社さん。特徴的な色のラベルでオーストラリアのスーパーマーケットでも同社のオイルが安価に販売されています。
大きな薬店などに行けば他にも様々な会社の商品が並び、「さすがにティーツリーオイルの本場!」と思えるのですが、驚くのはその価格差。
アロマ用の小瓶の方が最大手さんなどの商品より2倍以上も高いんです。

その場で商品を開封して比較できれば、その理由はすぐにわかるのですが、この価格差の理由は単純にオイルのグレードの差。スーパーマケットなどで売られているのは日用品グレードのオイル。一方でアロマ用の小瓶はプレミアムグレードのオイルで刺激成分の含有が少ない、香りに優れたグレードなのです。そもそも、これらは生産者価格が全然違いますので、商品にも大きな価格差となって反映されるのです。日本で言えばブランド米と、そうでないお米の関係と同じかもしれませんね。成分バランスも香りも全然違います。

もちろん、使用目的に応じて選択すればいいので、日用品グレードで十分な用途であれば、そちらを選択するのは経済的に賢い判断。ただ、一方で日用品グレードのオイルは刺激の強い、薬っぽい香りだったり、若干酸化が進んだ香りだったりしますので、このグレードのオイルだけを試して、ティーツリーオイルの香りを嫌いにならないでいただきたいなぁ、と思っています。

ちなみに、ご想像の通りかと思いますが、ティーツリーファームズのティーツリーオイルはプレミアムグレードのオイルです。

実験記録・遮光瓶とティーツリーオイルの品質の変化


エッセンシャルオイルは茶色や青などの濃色の遮光瓶に入っているのが一般的です。しかし、こうした瓶に入っている理由はなんでしょう?
太陽光による品質の劣化防止というのが一般的に言われている理由ですが、実験の結果、太陽光による劣化については少なくともティーツリーオイルにおいては大きな影響がほとんどない事が明らかになっています。

実験の現場は灼熱の太陽光を直接受ける真夏のオーストラリア。ここに透明なガラスボトルに入れたティーツリーオイルを置き、1週間後にそのオイルの成分分析を実施。太陽光を浴びる前の以前のデータと比較する、という方法です。

結果は「全く変化なし」。暑さと紫外線が多く過酷なオーストラリアの太陽光においてもティーツリーオイルの成分は全く変化する事がありませんでした。
ティーツリーオイルの保管については太陽光よりも酸化防止に努めた方が、より効果的なようです。

業界では公然の秘密・ティーツリーオイルの価格差と品質について

小売店やオンラインショップなどを見て、ティーツリーオイルの価格には大きな違い・ギャップが有ることに戸惑われたお客様も多いのではないでしょうか。
そこで、一般のお客様はあまりご存知ない価格差の秘密についてご説明したいと思います。

 icon-arrow-circle-right 大きく分けられる「グレート」と「価格」

価格差の最も単純で大きな理由はオイルのグレード。一般的にお掃除などに利用される日用品グレードのオイルにはツンとする刺激成分「1,8シネオール」が多く含有されているため、香りを試すとすぐに違いがわかります。ティーツリーオイルの品質を定めた国際標準化機構(ISO)の条件を満たすだけの適度な抗菌成分が含有されているため、日常生活用途であれば十分な品質です。

一方で値段の高いのがプレミアムグレードのオイル。「1,8シネオール」の含有が抑えられているため、刺激が少なく、アロマテラピーなど主に香りを楽しむ用途で利用されます。香りの劣化の最も大きか原因となる酸化を抑制するために、鮮度管理も徹底され、同時に日用品グレードよりも抗菌成分の含有量も多いため、パフォーマンスの高さが魅力です。
当然ですが、Tea Tree Farmsのティーツリーオイルはこちらのプレミアムグレードのオイル。ですからアロマスクールなどでもしばしばご活用いただいています。

なお、グレードによるこうした顕著な価格差は日本のオンラインショップなどだけで見られるものではなく、オーストラリアでも同じ。
大きなドラッグストアでは店舗に複数のブランドのティーツリーオイルが販売されていますが、グレードの違いのよるこれらの価格差は時に2倍以上になります。

このようなグレードの違いによる価格差、そして香りを中心とした品質の違いは業界関係者や専門家を除き、あまり知られていません。そのため、「ティーツリーオイル」という名前だけで商品探しを行うと、これほどに大きな価格差が見られる事になるのです。

この違いを知ったお客様には是非、ティーツリーの生産地、オーストラリアから新鮮なプレミアムグレードのティーツリーオイルを出荷しているTea Tree Farmsで、良質なティーツリーの本当の香りを体験していただきたいと思います。

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2026年1月11日配信

●オーストラリア発●
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Tea Tree Farms便り (第297号)
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 こんにちは、ティーツリーファームズです!

  https://www.TeaTree.jp/
  https://shop.TeaTree.jp/

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◆今号のもくじ
(1)お正月キャンペーン・レモンティーツリーオイルをプレゼント中
(2)1月22日から2週間の出荷休止について
(3)ティーツリーを使ってクローゼット・シューボックスのカビ予防・対策
(4)100円ショップを活用してアロマライフを充実させる
(5)編集後記

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【オトクなお知らせ】
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こちらから→ https://www.teatree.jp/info/line.htm

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(1)お正月キャンペーン・レモンティーツリーオイルをプレゼント中

2026年を迎え、ティーツリーファームズではお正月キャンペーンを実施中です。
今回のキャンペーンでは10mlのレモンティーツリーオイルをプレゼント。
レモンティーツリーはその素敵な香りだけでなく、優れた虫よけ効果、そして抗菌効果で人気のエッセンシャルオイルです。植物学的な分類ではティーツリーとは少し離れたマヌカに近い種類の木で、ちょうど今、五角形のその花が満開の時期を迎えています。

【プレゼントの対象条件】
・2026年1月1日から2026年1月15日までにご注文いただくこと(日本時間)
・5,000円以上の商品をご注文いただくこと(この金額には送料は含みません)
・ティーツリーファームズの公式オンラインショップからご注文をいただくこと

詳しくは下記のページをご確認ください。

2026年 お正月キャンペーン

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(2)1月22日から2週間の出荷休止について

ティーツリーファームズでは1月22日から2月5日までの2週間、商品の出荷を休止します。そのため1月中の商品出荷をご希望のお客様はお早めに(1月21日午前10時・日本時間まで)ご注文のお手続きをお願いします。
なお、出荷休止期間中も引き続き商品のご注文は承らせていただきますが、その出荷は2月6日以降となりますのであらかじめご了承ください。

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(3)ティーツリーを使ってクローゼット・シューボックスのカビ予防・対策

ティーツリーオイルに含まれる「テルピネン4オール」には、非常に強力な抗真菌作用(カビを抑える力)があります。
この成分を利用してクローゼットやシューボックスのカビ予防・対策をしてみましょう。特にマンションであれば、シューボックスのある玄関まわりのニオイ対策にとても効果的です。

『ティーツリースプレー』
作り方:
1.100ml程度のスプレーボトルに無水エタノール 20mlを入れる。
2.ティーツリーオイル、またはティーツリー・抗菌エクストラクトを10〜20滴加え、よく振って混ぜる。
3.精製水(または水道水) 80mlを加えてさらに振る。

『置き型防カビ剤』
湿気がこもりやすく、スプレーしにくい密閉空間には「揮発(気化)」させて成分を行き渡らせる方法が有効です。
作り方:
1.小瓶や小皿に重曹を大さじ2〜3杯入れる。
2.その上にティーツリーオイル、またはティーツリー・抗菌エクストラクトを5〜10滴垂らす。

▽ティーツリーオイル

ティーツリーオイル(プレミアム)


▽ティーツリー・抗菌エクストラクト

ティーツリー・抗菌エクストラクト

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(4)オイルのこんな使い方はいかが?

●100円ショップを活用してアロマライフを充実させる

100円ショップで販売されている合成オイルは別にして、それ以外のもの、スポイトやビーカーなどの器具は安価で役立つ存在です。

アロマを楽しむ際に重要なのは計量。特にマッサージオイルやアロマスプレーなどといった、比較的大きな量のものを自作する際には、ボトルから滴下するオイルの量を数えての計量はムラがあるため十分ではありません。そのためスポイトを使った計量がより正確で安全な好ましい方法です。使い捨てタイプのビニール製のスポイトが便利ですね。
混ぜ合わせるための容器としてビーカーも便利。表面にプリントされている目盛りについてはおおよその目安にしかなりませんが、水やキャリアオイルの計量であれば十分でしょう。より正確に計量したい場合には計量シリンダー(これは他店で購入)を使用しましょう。
なお、これらの器具を選ぶ際にはガラス製を選ぶのが重要です。プラスチック製の場合、エッセンシャルオイルの成分により溶解したり割れてしまう場合があります。

アロマスプレーを作った際に使用するスプレーやポンプ容器も百均(100円ショップ)で購入できますね。こちらもエッセンシャルオイルの成分の影響によりスプレーやポンプ部分が詰まったり壊れてしまうことがしばしばありますので、故障することを前提に高価なものは避けたほうが無難です。
ペットボトル容器(100ml~200ml)も自作したブレンドの保管に便利です。ただしブレンドの素材・オイルの種類にもよりますが、長期の保管には適さない場合が多く、漏出防止のためにボトルは必ず立てた状態で保管しましょう。

エッセンシャルオイルやキャリアオイルは品質重視で良いものを購入すべきですが、個人使用であれば周辺器具は100円ショップものでも十分機能します。実はオーストラリアでもディスカウントショップでこうした器具が販売され、プライベートでアロマを楽しむ人の間で広く活用されています。

※このコーナーはオーストラリアで一般的に利用されているオイルの使い方を紹介しているものです。体質に合わない場合、思わぬ副作用が出る場合がありますので、この情報のご利用にあたっては安全に留意し自己責任でご利用ください。ティーツリーファームズではこれによる事故・副作用などについて一切責任を負いません。

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(5)編集後記

小さな葉が密集して成長するため、生け垣としても採用されることのあるレモンティーツリー。開花の時期には枝先に白い五角形の花を次々に開花させ1ヶ月以上も咲き続けます。指先で葉をすりつぶせば、精油と似たレモンを思わせる爽やかな香りが立ち上ります。ちょうどこのコラムを書いている部屋の窓からも、灼熱の夏空の下に咲く満開の白い花が見え、心を和ませてくれます。

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Tea Tree Farms便りの記事を許可無く転載する事を禁じます。
Copyright(C) Tea Tree Farms Pty. Ltd.
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ティーツリー情報辞典(ティーツリーオイルの使い方)

ティーツリー情報辞典

ティーツリーオイルの使い方

8.ティーツリーオイルを使う

ティーツリーオイルはその強力な抗菌・殺菌効果から、怪我の際の傷口の殺菌や感染症(水虫やカンジダ)対策としてオーストラリアでは使用されています。ピュアオイルを使うケースもありますが、肌への直接の塗布は成分が強いため最近では15%〜20%程度に希釈された希釈オイル水溶化したオイルの利用が増えてきました。

こうした体への使用のほか、香りを楽しむアロマテラピーの分野でも人気があります。日用品用途のオイルなどは刺激が強く「薬臭い」と敬遠されがちですが、Tea Tree Farmsの商品にような、プレミアムグレード以上のレベルのオイルの場合、1,8シネオールの含有量が2%台と少なく、薬臭さを感じられることはあまりないと思います。また鮮度も香りに大きく影響しますので、香りを楽しむ事を目的にティーツリーオイルを購入する際には生産年などにも注意して下さい。

このほか殺菌効果を生かしてお掃除などにも使えます。机や家具、電話の受話器などの拭き掃除、窓のお掃除などにも活用いただけますほか、お風呂などのカビのつきやすい場所のお掃除にもお勧めです。
拭き掃除の場合、バケツに入れたぬるま湯に対して10滴ほどティーツリーオイルを加えて雑巾がけに使ってください。窓のお掃除などには(100mlのスプレーを作る事を前提にした量で)アルコール20ml、ティーツリーピュアオイル5mlを加えて混ぜ合わせ、最後に水を75ml加えてよく混ぜ合わせ(白く濁りますが問題ありません)スプレーをして拭き取ってください。

また、Tea Tree Farmsではさらに強力な抗菌・殺菌効果が活用できるティーツリー・抗菌エクストラクトもご用意しています。

9.ティーツリーオイルの抗菌効果

ティーツリーオイルの抗菌効果についてカビを実験を行った結果をご紹介します。

<実験方法>
カビが少し生え始めたパンを密封した容器に保存しカビの成長を観察する。
食パンですが、カビの付着が多いと予想される両端部分は除外し、真ん中の連続した3枚を選択しました。そしてこれらを1枚ずつプラスチック容器に入れて密封し、その後の経過を観察する方法をとりました。


上の画像は実験を始める前のパンの状態。3枚使用しましたが3枚とも空気に接していたフチの部分にカビが生えている状態で、真ん中部分にはカビがは生えていませんでした。

サンプルA
コットンにティーツリーオイルを3滴含ませたものをパンと一緒に密封しました。

サンプルB
ティーツリー より強い抗菌効果が期待されるティーツリー・オイルエクストラクト(現在の商品名はティーツリー・抗菌エクストラクト)を同様に3滴含ませたものをパンと一緒に密封しました。

サンプルC
何も加えない状態でパンだけを密封しました。

この状態で5日間、室温で保管し経過を観察しました。なお、途中2日目に容器を誤って開封してしまい容器内に気化して広がっていたオイルの成分が散逸してしまった可能性があったため、各3滴ずつオイルをさらに加えました。

<実験結果>


サンプルC 何も加えずに密封
上の画像は5日目のもので何も入れていないパンの様子。当初カビのあったフチの部分のカビも大きく成長し、カビの無かったパンの真ん中部分にもカビが広がっている様子が観察できます。


サンプルA  ティーツリーオイルを加えて密封
上の画像は5日目のサンプルAの様子。ティーツリーオイルをドロップしたコットンを入れて密封したものです。フチの部分のカビには広がりがありましたが、真ん中の部分にはカビが生えていません。ティーツリーオイルの成分によりカビの活動が抑制されたことが観察できます。



サンプルB ティーツリーオイル・エクストラクトを加えて密封
上の画像は上の2つと同じ5日目のサンプルBの様子。ティーツリーオイルの抗菌成分を濃縮した「ティーツリーオイル・エクストラクト」をドロップしたコットンを入れて密封したものです。ティーツリーオイルを密封したものよりもさらにカビの活動が強く抑制された様子が観察できます。こちらも真ん中の部分にはカビは全く生えてきておらず、カビがコットンに含まれるティーツリー・抗菌エクストラクトの成分に近づけない様子がよくわかります。


今回のこの実験から、ティーツリーオイルの抗菌効果、そして抗菌成分を濃縮したティーツリーオイル・エクストラクトのさらに強力な抗菌効果が見えてくるかと思います。

補足:本実験において使用しています「ティーツリーオイル・エクストラクト」はその商品内容を一部変更し、同等品の「ティーツリー・抗菌エクストラクト」として出荷しています。


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ティーツリー情報辞典(ティーツリーの品質)

ティーツリー情報辞典

ティーツリーの品質

5.品質の見分け方

ティーツリーオイルの品質についてはISO基準によって定められています。この規格は2017年に改定されて、従来よりも更に厳しくなりました。
オーストラリアで生産されたティーツリーについてはほとんどがこの基準値を満たしている一方で、オーストラリア国外で生産されたオイルの一部ではこのISO基準を満たせないオイルが多く存在するようになっています。

品質を見極めるポイントとしては肌への刺激成分となる1,8シネオールの含有量が5%以下、殺菌効果のある成分であるテルピネン-4-オールが30%以上のスタンダードグレードのレベルを満たしているかをチェックすれば良いでしょう。

また、香りを楽しむ用途においてはやはりオイルの鮮度にもこだわっていただきたい。『薬くさい』ともいわれるティーツリーの香りですが、この原因の多くは酸化による劣化によるところが大きく、適切に管理された鮮度と品質の高いティーツリーの香りを知れば、このようなイメージはたちまち払拭されることでしょう。

6.市販商品の品質レベル

アロマテラピー用として販売されているティーツリーオイルではプレミアムグレードのオイルが採用されています。そのため、日用品用途(殺菌やお掃除などの目的で使用)として売られているものと比較して、香りも成分構成も優れています。

日本ではまだこれらの区別が十分に認知されていないため、お掃除用グレードのオイルをアロマテラピーで利用しているケースもあるようですが、刺激が強く、鮮度管理も充分でないため、好ましい利用ではありません。

これらの商品の決定的な違いは香りです。刺激成分となる1,8シネオールの含有量からくるツンとくる香りの強弱、そして鮮度の面での香りの変化でグレードを知る事ができます。

関連資料:業界では公然の秘密・ティーツリーオイルの価格差と品質について

なお、Tea Tree Farmsの商品はプレミアムグレードの品質を最低限の基準としています。また、生産地オーストラリアよりお客様に直送させていただく事により、常に鮮度の高いティーツリーオイルをお届けしています。

7.ケモタイプ精油

「Tea Tree Farmsのオイルはケモタイプ精油ですか?」 というお問合せを時折いただきます。
『ケモタイプ=高品質精油』といった形で誤解があるようですので説明させていただきます。

ケモタイプとは同じ種類の樹木から異なった成分構成のオイルが抽出される事があり、これを分類するための表示の事になります。例えばニアウリとネロリーナという成分構成の全く異なる2種類のオイルは、どちらも同じ「Melaleuca quinquenervia」という樹木から抽出されます。品種の改良などを経て特定の成分が多く含まれる固体だけを集めればそれが一つのケモタイプを構成します。

ティーツリーオイルが抽出されるティーツリーの木の場合はテルピネン-4-オールという成分が多く含まれ、1,8シネオールの含有量が少ないケモタイプですからMelaleuca Alternifolia(メラルーカ・アルテルニフォーリア)テルピネン-4-オール ケモタイプと表記する事ができます。しかしながら、現実にはこのタイプのオイルが抽出されるティーツリーにしか商品価値がないため、他のケモタイプからはオイルは生産されず、ケモタイプ表示の必要性がありません。
なお、ケモタイプ表示が必要なニアウリなどのオイルの場合、Tea Tree Farmsではケモタイプ表示をしています。


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ティーツリー情報辞典(ティーツリーオイル)

ティーツリー情報辞典

ティーツリーオイル

3.ティーツリーの畑

現在、オイルを採取するためのティーツリーのそのほとんどは畑で栽培されています。果樹ではなく、樹木そのものを作物として収穫する畑というのは珍しい存在ですね。
もちろん「木」ですから、もし数年間収穫しなければ木は10メートル以上に成長し、畑は森になってしまいます。

刈り取った後のティーツリーの様子

ティーツリーは元来、流域に自生している植物ですので肥料や農薬はほとんど必要ありません。一方で重要になってくるのは畑の除草。ティーツリーの収穫では機械を使ってティーツリーの木を地表からわずか5センチから10センチのところでバッサリと幹ごと刈り取ってしまいます。ここまでバッサリ刈り取るのですから雑草が多く生えた畑から生産されるオイルには多くの雑草のエッセンシャルオイルが混ざる結果となり、オイルの品質は必然的に大きく下がってしまうのです。
除草には除草剤を使う農家があるほか、薬剤を避けて牛や馬などを畑に入れて雑草を食べさせてしまう農家もいます。ちなみにティーツリーの木は美味しくないらしく、牛や馬は全く食べようとはしません。

畑の規模は小さくても100エーカー(約12万2千坪)位の大きさからになりますので、管理は容易ではありませんが、畑の様子を見ればそこから生産されるオイルの品質が一目でわかります。


4.ティーツリーオイルの作り方

ティーツリーオイルは水蒸気蒸留という方法で抽出されます。具体的な作業ですが、まず大型の蒸し器を使って刈り取ったティーツリーを蒸し上げ、その蒸気を集めます。集めた蒸気を冷却しタンクに集めるとオイルと水は分離しますから、ここからこのオイルの部分だけを抽出します。このオイルを更にろ過して不純物を取り除いた後、品質検査が行われ、製品となります。

この水蒸気蒸留ですが、移動式の蒸留器を使って刈り取ったあとに畑でそのまま蒸留しまう方法があるほか、大規模な蒸留施設に持ち込んで蒸留する場合の2種類の方法があります。

オイルの蒸留には蒸す時間や温度などの面で極めて専門的な知識が必要です。なぜならオイルは様々な成分が混ざり合ってできているから。
蒸留タンクには気化しやすい成分から順番に成分が集まってきます。適切な時間を越えて長時間蒸留をすればその分、量的な面で抽出できるオイルは増えますが、商品として好ましくない成分の含有量が高まり、品質は低下してしまうのです。

 


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ティーツリー情報辞典(ティーツリーとは)

ティーツリー情報辞典

ティーツリーとは

1.ティーツリーの木

Tea Tree(ティーツリー)は、オーストラリアの樹木で学名をMelaleuca Alternifolia(メラルーカ・アルテルニフォーリア)と言います。野生では沼沢地帯に繁殖し、樹高は最大で6~7メートル程になります。名前から「お茶」の木を連想しがちですが、これらは全く別の樹木になります。

日本語ではティートリー、ティートゥリーなどとも表記されているこの植物はオーストラリア大陸の東海岸、ニューサウスウエールズ州北東部からクィーンズランド州南部までを中心とした川沿いの湿地帯が主産地で、この地域で生産されるティーツリーから作られるオイルが最高品質とされています。湿地帯とはいっても冬場のぬかるみとは対照的に夏場には地割れがするほど乾燥する、厳しく苛酷な自然環境で生育しています。

注意していただきたいのが、「ティーツリー」の名でまったく別の植物が存在することです。代表的なものはマヌカハニーで有名なニュージーランドのマヌカであり、香りも抽出されるオイルの成分構成面でもまったくの別物になります。そのため、これらの混同を避けるためにティーツリーオイルとは呼ばずに学名から「メラルーカオイル」と呼ぶケースもありますが、実はメラルーカ種の他の植物からも(たとえばニアウリやロザリーナなど)まったく香りも成分も異なるオイルが生産されている事から、これも適切な呼び名ではありません。

ややこしい話ですが、ここで語る「ティーツリー」を探す際にはMelaleuca Alternifoliaという学名が表記されている事を確かめるのが一番の早道です。

2.ティーツリーの歴史

ティーツリーの名前の由来は昔、オーストラリア大陸を西洋人として発見したキャプテンクックがその葉をお茶代わりとして飲用したため、と広く言い伝えられていますがその真偽を含めて実際のところよくわかっていません。
ただ、かなり古くからオーストラリアの原住民であるアボリジニが薬用として用いていた事が知られており、人間との付き合いは比較的古いものと推測されています。

西洋医学においては1925年、オーストラリアニューサウスウエールズ州政府の科学者、アーサー・ペンフォールド氏による3年間にわたる試験の結果、このTea Tree(ティーツリー)オイルが当時の主要な抗菌剤であった「石炭酸」の3倍以上の強力な抗菌性があることを証明・公表したことから各国で医学上の研究が進み、純自然薬としてのTea Tree(ティーツリー)はオーストラリア、ドイツ、イギリス、アメリカなど多くの国の医学・薬学会に報告されることになりました。また、こうした事からオーストラリア軍兵士が過去の世界大戦時に医薬品として持ち歩いた事も知られています。

その後、抗生物質の誕生により一時、注目を失いましたが、抗生物質耐性菌の発見や自然薬への関心の高まりから昨今、再び注目を集めるようになりました。Tea Tree(ティーツリー)オイルは48種以上の有機化合物を含む複雑な物質で構成され、殺菌消毒に有効なテルピネン-4-オールを30%以上(ティーツリーファームズの商品は更に高い数値で36~45%)も含んでいます。これらの有機化合物の相乗効果により皮膚の炎症の治療から、切り傷・擦り傷、関節炎や筋肉痛、そして水虫やカンジダといった感染症にまで効果のある「体に優しい自然薬」としてオーストラリアをはじめ世界各国でその価値が認められ、輸出されるようになりました。


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