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●オーストラリア発●
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Tea Tree Farms便り (第295号)
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こんにちは、ティーツリーファームズです!
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◆今号のもくじ
(1)ご存知ですか? ティーツリーとラベンダーオイルへの長年の大きな誤解
(2)ゴールデンホホバオイルでスカルプケア
(3)ティーツリーオイルを使った浴室のカビ防止スプレー
(4)編集後記
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(1)ご存知ですか? ティーツリーとラベンダーオイルへの長年の大きな誤解
ティーツリーオイル、およびラベンダーオイルが子供の「内分泌かく乱(ホルモンかく乱)」を引き起こす可能性があるという、長年懸念されてきた説(俗説)が未だに誤解されたまま信じられているケースが有るようです。この問題は、2007年に米国の国立環境衛生科学研究所(NIEHS)が発表した3人の女性化乳房を発症している症例を元に発表された研究報告に端を発していました。この研究は「既に症状のある3人に共通する原因として考えられるものは何か」を追跡する方法で行われた、因果関係を証明するには非常に弱い手法でした。
この俗説に対して、2021年10月にフランクリン健康研究センターにより行われた556人(2歳から15歳までの子ども)を対象とした大規模な調査が行われました。結果、対象者の全員に発症がないことが確認され、この俗説は科学的に明確に否定されたのです。
このような俗説が広がった背景には2007年頃に「環境ホルモン(内分泌かく乱物質)」に対する社会的な関心や懸念が広がったことにより、十分な検証がされないままに急速に情報が拡散されてしまったことが挙げられます。
ティーツリーもラベンダーもアロマの定番とも言えるメジャーなエッセンシャルオイルですから、このような誤った俗説を信じることで生まれた誤解が早く解消されることはとても重要なことです。
一人でも多くの皆様にこのことを早く正確に知っていただき、これらのオイルを安心して使っていただきたいですね。
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(2)ゴールデンホホバオイルでスカルプケア
最近、世界的なトレンドになっているのが頭皮ケア(スカルプケア)。「髪そのもの」だけでなく、その土台である「頭皮(スカルプ)」の健康を重視するヘアケアのことで「美しく強い髪は健康な頭皮から」という考え方です。この「スカルプケア」トレンドの中で、ゴールデンホホバオイルが非常に理想的な天然成分として再評価されています。
低温圧搾(コールドプレス)で抽出されるゴールデンホホバオイルは熱に弱いビタミンEやビタミンB群、ミネラルなどの栄養素が豊富に残っており、これらの栄養素(特にビタミンE)が持つ抗酸化作用により、頭皮の老化防止(エイジングケア)や、酸化した皮脂が引き起こす不快なにおいの予防にも役立つと期待されているのです。
このオイルの作用は皮脂汚れを「浮かせて」落とすこと、そして頭皮の「皮脂バランス」を整えることの2点です。
ホホバオイルの主成分「ワックスエステル」は、人間の皮脂の成分と構造が非常によく似ているため、シャンプーだけでは落としきれない、毛穴に詰まった頑固な皮脂汚れや、古い角質、整髪料の残りカスなどと素早く馴染みます。そして汚れを柔らかくして「浮かび上がらせる」ことができるため、ゴシゴシと擦る必要なく頭皮に負担をかけずにディープクレンジングが可能になるのです。そして適度な保湿が行われることにより皮脂の分泌バランスが整うのを助ける効果も同時に期待できるのです。
実際の使用に際してのポイントは髪ではなく頭皮のマッサージを重視すること。週に1〜2回の使用が目安ですね。
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(3)オイルのこんな使い方はいかが?
●ティーツリーオイルを使った浴室のカビ防止スプレー
ティーツリーオイルには優れた抗菌効果、そして抗カビ(抗真菌)効果があることが知られています。今回はこの効果を活用した浴室で使えるカビ防止スプレーの作り方をご紹介しましょう。
準備するもの:
・スプレーボトル(100ml容量のもの)
・ティーツリーオイル: 15〜20滴ほど
・エタノール: 10〜20ml
・水: 80〜90ml(ペットボトル入りの飲用水で構いません)
作り方:
・エタノールとティーツリーオイルを先によく混ぜあわせます。(←これがコツ)
・水を加えて、よく振り混ぜます。
使い方:
入浴後に浴室全体の水気を切ってから、カビが発生しやすい壁の隅、タイルの目地、窓枠のパッキンなどにスプレーして使用します。ティーツリーオイルを撹拌するため、スプレーボトルを振ってから使用してください。なお、このスプレーはカビを「予防・防止」するものですから、スプレーした後、拭き取ったり洗い流す必要はありません。
※このコーナーはオーストラリアで一般的に利用されているオイルの使い方を紹介しているものです。体質に合わない場合、思わぬ副作用が出る場合もございます。この情報のご利用にあたっては安全に留意し自己責任でご利用ください。ティーツリーファームズではこれによる事故・副作用などについて一切責任を負いません。
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(4)編集後記
今号では強い効果があることで誤解を受けてしまったエッセンシャルオイルの話をご紹介しましたが、一方でその成分が強いことから適度な濃度への希釈が重要なことも事実です。オイルはその利用に慣れてくると、ついつい計量が雑になったり濃度を高めてしまいがちですので、注意して安全に活用していただきたいと思います。
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