ティーツリーオイルとその関連商品の選び方

ティーツリーオイルとその関連商品の選び方

Tea Tree Farmsではティーツリーオイルのほかに、ティーツリー・抗菌エクストラクト、水でうすめてつかえるティーツリーオイル(ティーツリーオイル15%水溶液)、ティーツリー20%希釈オイルなどいくつかの商品を取り揃えております。
これらの商品はご使用の目的に応じてご選択いただきたいのですが、「種類が多いので迷ってしまう」、「違いがよく分からない」というお客様のために、こちらのページでは目的に応じた商品の選択方法についてご案内をさせていただきます。
商品選択の目安にご利用下さい。
ティーツリーオイル関連商品一覧


【商品別の選択ガイド】

ティーツリーオイル 

この商品は希釈のないティーツリーのエッセンシャルオイルをお捜しのお客様にお勧めしています。芳香などを目的としたアロマテラピーのほか、スキンケア用途や手作り石鹸や手作り化粧品などの素材としてご活用いただく事が多い商品です。
ボトルは100ml、50ml、25mlの3種類の商品があり、使用目的に応じて容量をご選択いただけます。全てのボトルにはキャップの内部にドロッパーが装着されているので、1滴ずつご使用いただく事ができます。
また、本商品は水には溶解しませんので、希釈する場合には乳化剤を添加するか、キャリアオイルを使って希釈する必要があります。

なお、ティーツリーオイルはその引火点により危険物に該当するため、その数量を問わず危険物輸送に関わる特別な手続きを行わないまま国際輸送することはできません。(以前は慣例的に黙認されていたものの、昨今のテロ対策の強化等の影響もあり、現在ではオーストラリア旅行のお土産としてティーツリーオイルの小瓶を飛行機で持ち帰ることでさえできなくなりました。)

そのため、本商品ではプレミアムグレードのティーツリーオイルが持つ本来の高い品質を維持しながら、国際輸送の制限に対応するための特殊な成分調整を行っています。また、これについては利便性を考え、ボトルにも明記しています。詳細についてはこちらのページよりご確認いただけます。

 icon-arrow-circle-right ティーツリーオイルのページへのリンク


水でうすめてつかえるティーツリーオイル(ティーツリーオイル15%水溶液)

ティーツリーオイルを水で希釈しながら活用していただくための商品がこの「水でうすめてつかえるティーツリーオイル(ティーツリーオイル15%水溶液)」です。

ティーツリーオイルは水に溶解しませんので、そのままでは水で希釈することができません。そこでティーツリーオイルの乳化の為に最適化された乳化剤を加え、簡単に水で希釈して使えるようになっています。

水溶液中のティーツリーオイルの濃度は15%ですから、スプレー容器を使って水で10倍程度に希釈する事により、ティーツリーオイル濃度が1.5%の抗菌スプレーを作る事が可能。(ティーツリーオイルの抗菌・抗真菌力は強く、わずか0.5%の濃度でも薬に耐性のあるカンジダ菌の増殖を抑制することができます。)

水溶液1本あたりの内容量は125mlなので、10倍希釈で1.25リットルの抗菌スプレーを作る事ができます。
また、乳化剤には余力がありますので、水で希釈する前に好みのエッセンシャルオイルを加えて一緒に乳化することにより、香りをアレンジすることも可能です。

一般的にティーツリー水溶液はアルコールを使って水溶化したタイプと、その他の乳化剤を使ったタイプのものに大別されます。本商品の場合、体への強い刺激となること、そして引火性液体として取り扱いが難しくなることを考慮し、アルコールを使用しないタイプとなっています。

 icon-arrow-circle-right ヒーリングスタイル 水でうすめてつかえるティーツリーオイル(ティーツリーオイル15%水溶液)のページへのリンク


ティーツリー20%希釈オイル

ティーツリーオイルをプレミアムコスメティックグレード(化粧品用途としての上級グレード)のマカデミアナッツオイルを使って希釈したものが本商品です。
ティーツリーオイルの濃度は20%となっており、ピュアオイルに劣る事のない十分な抗菌効果が期待できる商品です。

ティーツリーオイルには高い抗菌効果があることは知られていますが、希釈しないままで使用しますと、その成分が強すぎるため体質によってはトラブルの原因となる場合があります。そのためオーストラリアでは希釈したものを使用するのが一般的です。

また希釈オイルの場合、その内容の多くを占めることになるキャリアオイルの選択も重要になってきます。本商品では成分が安定しており、酸化による劣化が進みにくいマカデミアナッツオイルのうち、ナッツ独特の香りが抑えられ、また粘性が低くベトつきの少ないことが特徴で、化粧品の素材として用いられるプレミアムコスメティックグレードのオイルを採用しました。

キャップ内部には1滴ずつ使用する事ができるようにドロッパーを装着していますので、希釈する手間をかけることなく、ボトルからそのまま使用することができます。

 icon-arrow-circle-right ヒーリングスタイル ティーツリー20%希釈オイルのページへのリンク


ティーツリー・抗菌エクストラクト (二次蒸留抗菌ブレンドオイル)

ティーツリー・抗菌エクストラクトは水蒸気蒸留により抽出されたティーツリーオイルと、植物を特殊な条件下(温度・圧力)により2次蒸留することによって抽出された抗菌成分「テルピネン4オール」を特殊な配合バランスでブレンドすることで、一般的なティーツリーオイルの約3倍の抗菌成分を含有しています。
香りは一般的なティーツリーオイルのそれとは全く異なり、刺激やクセのない穏やかな香りです。そのため、トップノートの香りとのブレンドがお勧めです。

空気中に拡散する事により空間の抗菌効果が期待できます。例えば他のエッセンシャルオイルと1対1の割合でブレンドした場合においても、一般的なティーツリーオイルの約1.5倍の抗菌成分を含有していることになり、ディフューザーなどを利用して空間に拡散する事により、香りを楽しみながら空間のメンテナンスを行うことが可能になります。

ただしティーツリーと比較して更に成分が強いため、オーストラリアの専門家によると、うがいを含む、人体への直接的な使用は避けた方が良いとされています。また、体内にテルピネン4オールを分解する酵素がないことから猫に対して毒性がありますので(人間や犬には毒性はありません)、猫を飼っている場合には取り扱いに注意が必要です。

 icon-arrow-circle-right ティーツリー・抗菌エクストラクトのページへのリンク

【ティーツリーファームズより こちらの記事もオススメ】
・お風呂で「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」の使用をオススメしない理由
・フローラル感を楽しむならリナロールたっぷりのラベンダーオイルを
・ティーツリーのダニ駆除スプレーなら「枕」に使っても安心
・レモンティーツリーオイルは『才色兼備』なエッセンシャルオイル
・プロの立場からのエッセンシャルオイル選び (1回目)
・真冬に咲く、メラルーカの花を見つけました
・冬に届くホホバオイルは固まってバターのよう・・・
・人との関わりで、見た目(視覚)ほどに重視すべき香り(嗅覚)へのアプローチ

※このページではオーストラリアで知られているエッセンシャルオイルに関わる様々な情報を公開しています。ただし、実際のご利用に際しましては十分にご注意いただき、利用者ご自身の自己責任にて安全にご使用ください。



抗菌力に優れたティーツリー・抗菌エクストラクト キュアス ホホバオイル 抗菌エッセンシャルオイル メディフレグランス ティーツリーファームズ オンラインショップ

ティーツリーファームズ 公式LINEアカウント