オーストラリアン スペアミントオイル

スペアミントオイル エッセンシャルオイル

(減農薬栽培オイル)

オーストラリアン スペアミントオイルとは?

スペアミントオイル エッセンシャルオイル
従来、ペパーミントオイルを生産していた農家がスペアミントオイルの生産を開始し、ティーツリーファームズで取り扱わせていただくことになりました。恐らくオーストラリアで初めて商業ベースで生産されるスペアミントオイルになるかと思います。

ペパーミントの農園に隣接した土地で栽培されたスペアミントのオイルは、甘い香りが特徴の仕上がりとなりました。
スペアミントオイルの場合、緑を連想させるスッキリとした香りが楽しめる上、ペパーミントに多く含まれ、肌への刺激成分となるメントールの含有が一般的に1.5%以下と少なく、マッサージオイルなどにも手軽に活用いだけます。また、通経作用はありませんので、妊娠中や授乳中であってもご使用いただけます。

香りの強さ  ★★★★☆ (4/5)

◆「減農薬栽培」オイルとは?
食用での利用を前提として厳しく管理された環境の下、できる限り農薬を使用しない方法で栽培された植物より抽出されたエッセンシャルオイルです。オーストラリアの食品基準を満たした安全なオイルです。

商品概要
商品名 オーストラリアン スペアミントオイル 50mlボトル
植物学名 Mentha spicata L.
カテゴリ エッセンシャルオイル(精油)
抽出方法 水蒸気蒸留法
生産国 オーストラリア
成分分析 出荷商品の成分分析表
農薬の使用 あり (食用利用を前提とした減農薬栽培)
商品価格
50mlボトル 2,800円
(ガラス遮光瓶入り ドロッパー付)  *10mlあたり560円
◆補足情報 お試しサイズ(10mlボトル)の設定があります。
詳しくはオンラインショップをご確認ください。
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【スペアミントオイルとは?】
ミントの香りと言えば刺激的で鮮烈な香りのペパーミントの印象が強いため、少し目立たない存在にも思えますが、ガムや歯磨きなどでお馴染みの、あの香りです。

スペアミントの香りはペパーミントと似ているものの、大きく異なるのはツンとするあの刺激がほとんど無いということ。そう、ペパーミントに多く含まれるメントールという成分がほとんど含まれていないため、刺激を感じさせない、穏やかな香りに仕上がっているのです。

【精油の効果】
メントールは体に刺激を与える成分ですので集中力を高める効果が期待されますが、一方で体がリラックスしにくくなりますので、この成分を多く含むペパーミントオイルは就寝時などの利用には適さないとされています。
一方で、メントールをほとんど含まないスペアミントオイルには元来ミントの香りが持つ高いリラックス効果をしっかり引き出してくれることから、リラクゼーションを重視するガムや就寝前に使用する歯磨きなどの香り付けとして多く採用されているようです。
こうした成分が持つ効果に加えて、歯磨きなどの香りのイメージからミントの香りには清潔感をイメージさせる面もあります。ディフューザーなどを利用して空間に香りを拡散することにより、清潔なイメージを演出できるほか、スペアミントの持つ柔らかなミントの香りで緊張感を解きほぐす効果が期待できます。

【香りの楽しみ方】
スペアミントオイルの香りは常にペパーミントオイルと比較される、コインの表と裏のような関係ですが、それだけにレシピの多いペパーミントと置き換えて使用できるシーンも多いオイルと言えます。

ブレンドで楽しむならば自己主張の強いペパーミントよりも、周囲との調和を取りながらミントの香りで彩る事ができるスペアミントが役立ちます。この点ではペパーミントよりもビギナーにとって使いやすい精油と言えるかと思います。
ブレンドで利用する場合には柑橘系の香りがお勧め。共に甘みをイメージさせるマンダリンの香りなどとも相性が良い香りです。レモンティーツリーやはちみつレモンを思わせる香りのユーカリ・シュタイゲリアナとの組み合わせも良いでしょう。

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ティーツリーオイル エクストラクト 二次蒸留 エッセンシャルオイル

オーストラリアン サンダルウッドオイル

オーストラリアンサンダルウッドオイル エッセンシャルオイル

(セミオーガニックオイル)

オーストラリアン サンダルウッドオイルとは?

オーストラリアンサンダルウッドオイル エッセンシャルオイル
サンダルウッドオイル オーストラリア産のサンダルウッドオイルはかつて高価なインド産の代替オイルとして位置づけられていましたが、その活力ある香りと高度な蒸留技術による高い安定した品質から、現在ではオーストラリアン・サンダルウッドとして独自に高い評価を受ける精油へと発展してきました 。

そのエキゾチックな香りは「オリエンタルな香り」として世界的にも知られる、ウッド系のエッセンシャルオイルの代表的な存在です。心身を落ち着かせる効果が高いとされており、緊張を解きほぐし、心を不安から解放してくれる効果が期待できます。

なお、オーストラリアン・サンダルウッドは畑で栽培されているのではなく政府の厳しい森林資源管理の下、原生林より採取されています。そのため、ロット毎に香りの違いが比較的大きく出る傾向があります。ロット毎に一期一会でお楽しみ下さい。

香りの強さ  ★★☆☆☆ (2/5)

◆「セミオーガニック」オイルとは?
オーガニック認証を受けていませんが、農薬や化学肥料を一切使用しない、オーガニックオイルと同等の品質のオイルです。

商品概要
商品名 オーストラリアン サンダルウッド 25mlボトル
植物学名 Santalum spicatum
カテゴリ エッセンシャルオイル(精油)
抽出方法 水蒸気蒸留法
生産国 オーストラリア
成分分析 出荷商品の成分分析表
農薬の使用 なし (セミオーガニックオイル)
補足データ 取り扱い休止中
本商品は取り扱いを休止しています。


サンダルウッドの香りはボトルを開封した途端に一気に沸き上がる華やかな香りではなく、ベースノートの香りとして時間をかけながら徐々に広がり、空間を満たすタイプの香りですので、少量ずつ時間をかけながら楽しんでいただく事をお勧めします。

商品価格
25mlボトル   – 円
(ガラス遮光瓶入り ドロッパー付)  *10mlあたり  – 円
このオイルのさらに詳しい情報

【オーストラリアン サンダルウッドオイルとは?】
かつては高額なインド産のサンダルウッドの安価な『代替品』として知られていましたが、現在ではその優れた品質と香りから、既に『代替品』の域を脱し、世界的に高い評価を受ける精油として成長しました。

一方で過去には生産者価格が急騰し、マネーゲーム化した上、森林資源の乱伐が起きたことから一部の有力エッセンシャルオイルメーカーはこの事態を憂慮、生産者マーケットに対して抗議をする意味も含めて販売を世界規模で停止するなどの動きがあった、いわくつきのオイルでもあります。
この時はTea Tree Farmsでも出荷販売を停止しました。現在ではその生産は州政府によって厳しく管理されるようになり、生産者マーケットも落ち着きを取り戻したこともあって、2010年よりTea Tree Farmsでも出荷を再開しています。

【良質な精油を生み出す技術】
オーストラリアンサンダルウッドオイルは西オーストラリア州に自生する天然木より抽出されます。そして良質なサンダルウッドオイルを作るためには2つの重要な技術的なポイントがあります。

1つ目は蒸留のための技術。サンダルウッドオイルは水蒸気蒸留法によって抽出されます。つまり植物を蒸し上げて、その蒸気を集め、そこからオイルを分離する方法です。蒸留には温度と圧力、そして時間の管理が要求されます。
水蒸気蒸留では蒸留時間が長ければより多くのオイルが抽出できますが、香りの上で好ましくない成分が増える事により、香りに濁りが生じる事があります。サンダルウッドオイルにおいても同様で、蒸留時のある一定の段階でウッディーな香りを阻害する成分が上がっていますので、この段階だけの蒸気を分離し、仕上がったオイルに入らないように調整しているのです。もちろん仕上がった段階でのオイルの量は減りますが、この方法によってより香りの優れたオイルが抽出される事になります。

2つ目が調合技術。天然自生しているサンダルウッドはその伐採地域によって抽出されるオイルの成分が大きく異なります。つまり「ケモタイプ」が異なるということです。
この意味を単純化してご説明しましょう。サンダルウッドが伐採される地域が北部、中部、南部と大きく3地域あると仮定します。北部では成分Aが50%、成分Bが30%、成分Cが20%含まれるサンダルウッドがあるとします。しかし中部ではこのバランスが成分A20%、成分B70%、成分C10%だとします。そして南部では成分A40%、成分B40%、成分C20%と仮定します。
この場合、3地域のサンダルウッドの成分は全く異なり、この違いは香りにも表れますので、このままでは各産地ごとの香りがバラバラで「オーストラリアン・サンダルウッドの香り」というものが成り立たなくなってしまいます。そこでこれら複数のケモタイプのオイルを調合し、一般的に好まれるサンダルウッドオイルの香りと成分構成のバランスとなるよう調合・ブレンドする事になるのです。
これこそが職人技。優れたサンダルウッドオイルの香りは優れたブレンダーの技から生まれることになるのです。

この様にして生産されたサンダルウッドオイル。まさに「匠の技」が成せる香りと言えるのではないでしょうか。優れた生産者がいなければこの香りは成り立ちません。

【安定した品質、そして生産者のポリシー】
Tea Tree Farmsでは西オーストラリア州の複数の生産者と直接交渉の上、より優れた品質のオイルを安定的に供給できる体制を整えました。なお、交渉にあたって一番重視したのは価格ではなく、生産技術、品質への取り組みと森林保護への姿勢、そして生産者としてのポリシーでした。
互いに共感できるパートナーとオーストラリアンサンダルウッドの出荷を再開できたことは大変嬉しい事だと思います。

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ティーツリーオイル エクストラクト 二次蒸留 エッセンシャルオイル

アニスマートルオイル

アニスシード マートルオイル エッセンシャルオイル

減農薬栽培オイル(食用利用を目的とした減農薬栽培)

アニスマートルオイルとは?


オーストラリア固有の樹木から抽出されたエッセンシャルオイルでありながら、その化学的に検証された成分構成がアニスシードのエッセンシャルオイルにとても似ているという、そんな特殊でユニークなオイルがこのアニスマートルです。
具体的なアニスシードオイルの主成分ですが、手元にある成分解析ではトランス-アネトールという成分が92%、エストラゴールという成分が2.5%で全体の94.5%を占めています。これに対してアニスマートルの成分構成はトランス-アネトールが85.8%、エストラゴールが11.5%で合計97.3%(2015年産のAA-035の例)。
この成分構成を見ればなぜこの木が「アニスマートル」という名前になったのか理解いただけるかと思います。

香りも非常に似ていますが、樹木より抽出されているため、アニスシードオイルに含まれる「藁のような草っぽい香り」がなく、ウッディーで落ち着いた仕上がりになっています。

その成分構成よりアニスシード同様に強い鎮静効果が期待できるオイルですので、育児でも多用できるオイルです。

香りの強さ  ★★★★★ (5/5)
減農薬栽培オイル(食用利用を目的とした減農薬栽培)

 

商品概要
商品名 アニスマートルオイル 50mlボトル
旧商品名:アニスシードマートル
植物学名 Backhousia anisata / Syzygium anisatum
カテゴリ エッセンシャルオイル(精油)
抽出方法 水蒸気蒸留法
生産国 オーストラリア
成分分析 出荷商品の成分分析表
農薬の使用 減農薬栽培オイル(食用利用を目的とした減農薬栽培)
補足データ アニスマートルの香りは、アニスシードには草のもつ独特の青い尖った香り(藁のような香り)があるのに対して、樹木から抽出されるアニスシード・マートルにはそれがなく、少しウッディーな、お香のような円やかな香りが特徴と言えます。
香りの質は非常に近いためアニスオイルの代替として使用できるほか、草類のもつ青臭い香りがない分だけ香りを奥深く感じることができます。
乳幼児の癇癪などに対する鎮静作用のほか、吐き気を感じたときなど胃腸に関係する症状の改善にも有効とされています。
商品価格
50mlボトル 4,800円
(ガラス遮光瓶入り ドロッパー付)  *10mlあたり960円
◆補足情報 お試しサイズ(10mlボトル)の設定があります。
詳しくはオンラインショップをご確認ください。
このオイルのさらに詳しい情報

【アニスマートルとは?】
アニスマートルはその名前の通り、アニスシードオイルと成分や香りがとても似たオイルが抽出される樹木です。オーストラリア東海岸の亜熱帯雨林の中でも極めて限られた地域にのみ自生しており、自生域はレモンマートルとも重なります。
アニスマートルのオイルはその生産量も限られており、オーストラリアにおいても入手が困難な、非常に珍しく希少なオイルです。

【精油の特徴】
この精油の特徴はなんといってもその成分構成がアニスシードオイルに非常に近いという事実。
手元にあるアニスシードオイルの主成分の場合で成分解析ではトランス-アネトールという成分が92%、エストラゴールという成分が2.5%で全体の94.5%を占めているのに対して、アニスマートルの成分構成はトランス-アネトールが85.6%、エストラゴールが9.5%で合計95.1%(2011年産のAA-026の例)となっています。つまりオイルの主要部分、ほとんどの部分がバランスが少し異なるものの、ほぼ同じだという事になります。

【香りを楽しむ】
アニスシードの香りはリコリッシュ(黒く細長い、弾力のあるグミのようなキャンディ)などで食用として親しまれているため、オーストラリアでアニスシードマートルの香りを紹介するときまって「ああ、リコリッシュの香りがする」という返事が返ってきます。それほどにオーストラリアやヨーロッパ各国では親しまれている香りなのですが、日本ではその独特の香りに人気がないため、この香りに触れる機会もあまりないかと思います。
また、アニスシードの香りは強くクセがあるため、比較的好き嫌いがハッキリする香りの一つと言えるかと思います。ただ、アニスマートルとアニスシードオイルの間には一つだけ大きな違いがあります。それはアニスシードオイルには草が持つ独特の青い草のような香りがあるのに対して、樹木から抽出されたアニスマートルオイルにはこの「草の香り」がないこと。香りは似ているものの、異なった印象を受けるのはこの点の違いになるでしょう。

【精油の活用法】
アニスマートルの精油には強い鎮静効果があります。このことがアニスシードがヨーロッパ各国でキャンディに使われていることの理由でもあるのですが、試しに兄弟げんかで怒って泣いていた自身の子供(当時6歳)に香りを嗅がせたところ、みるみる表情が変化し、落ち着いたのには驚きました。
ブレンドに少量を加えて屋内に拡散し、精神のいらだちを抑制する鎮静効果を期待する使い方も有効かもしれません。

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ティーツリーオイル エクストラクト 二次蒸留 エッセンシャルオイル