加湿器タンクのカビ予防・1リットルの水に対してキャップ1杯が目安


適度な加湿がウイルス感染予防に効果的だということで、加湿器を利用する方が増えてきました。
一方で定期的なお手入れがされていない加湿器で、タンク内に増殖した雑菌が病気の原因となってしまう事例もあるようです。

そこでカビ(真菌)に対して効果が知られているティーツリーオイルの活用を検討してみましょう。多くのカビ・真菌に対してティーツリーオイルがその増殖を抑制する効果を示す濃度はそのほとんどが0.1%未満。つまり1リットルの水に対して1ミリリットルです。
参考データ:カビ・真菌に対するティーツリーオイルの抗菌濃度の一覧

ティーツリーファームズの水溶性ティーツリーオイル『水でうすめてつかえるティーツリーオイル』の場合、ティーツリーオイルの濃度は15%ですから、6.6ミリリットル加えることで0.1%の濃度になります。そして便利なことに、この商品の白いキャップ1杯の量はちょうど7ミリリットルほど。
ということで1リットルに対してキャップ1杯を加えればおおよそ、この濃度が実現できる計算になります。

もちろんこの濃度を超えて加えることも可能ですが、ティーツリーオイルを水に溶解させるために使われている乳化剤成分が水の粘性を高めてしまうことにより、超音波式のディフューザーではミストが起きにくくなってしまいますので、気をつけてください。
またあまり濃度が高くなりますと、オイルの成分が機器の樹脂部品を腐食してしまうことがありますのでこの点も要注意です。

リモートワークなら香りで生活にメリハリをつけよう!


リモートワークなどで、自宅から働くというケースが増えてきました。
通勤がなくなって楽になる一方、仕事と私生活との間の境界が曖昧になることで、時間的にもメンタル面でもキツくなった、と感じている方も多いようです。
こんな時、香りで生活にメリハリをつけてみるのはいかがでしょう?

まずは自身で「働く環境」の香りと「プライベート環境」の香りを決めることから始めましょう。
働く環境なら集中力を高めるペパーミントやレモンマートル、花粉対策を兼ねてティーツリー、そしてラディアータ種やグロブルス種のユーカリといった香りがオススメです。

プライベートへの区切りならオレンジやゼラニウム、ラベンダーの香りはいかがでしょうか? リラックス&リフレッシュ効果の期待できるスペアミントの香りも良いですね。
精油の機能を活用するなら抗菌エッセンシャルオイル『メディフレグランス』を使えば香りだけでなく、空間の抗菌にも。特に就寝時の寝室での使用で風邪予防にもオススメですね。

これらの香りを生活スケジュールに沿って切り替えることで、仕事とプライベートをしっかり区切ってしまいましょう。
もし仕事部屋があるなら、空間ごとに香りを区切る方法が効果的かも。

なお、香りの拡散に利用するのはディフューザーや加湿器になるかと思いますが、タンク内に雑菌が増殖してしまうと危険ですので、定期的なお手入れをお忘れなく。

マスク用スプレー、アルコールを含むタイプと含まないタイプの違いとは?


様々な種類のマスク用のスプレーがありますが、気になるのがアルコール(エタノール)の含有です。
アルコールは優れた除菌・抗菌効果がありますので、マスクに付着した雑菌の除去には効果が期待できます。一方で揮発が早いため長期間にその効果を維持することはできません。
また、着用しているマスクでアルコール成分を含むスプレーを使用した場合、気化したアルコールを直接、鼻や口から呼吸を通じて吸引することになります。体質的にも年齢的にもお酒が飲める方であれば問題は少ないかと思いますが、小さなお子さんなどそうでない方の場合、こうしたアルコールの吸引は影響が懸念されます。

また添加されるエッセンシャルオイルも、こうしたアルコールベースのスプレーの場合「抗菌」ではなく「香り付け」が主な理由となっているようで、化学的に十分な抗菌成分を含有していないオイルの使用も見られます。

一方で、アルコールを含有しないタイプのスプレーの場合、これに代わる抗菌成分の含有が必要になります。メディフレグランスのマスク用スプレーではティーツリーオイルの抗菌成分として知られる「テルピネン4オール」を利用しました。単なる香り付けではなく、抗菌を目的としてエッセンシャルオイルを活用しているところが、アルコール(エタノール)ベースの商品とは大きく異なる点になります。さらにこの成分は優れた抗菌作用に加えて、数分で揮発・消失してしまうエタノールに対して、4時間以上も塗布面に残留します。

一見、似ているように見える「マスク用スプレー」ですが、含有される成分を見ると、そこには大きな違いがあることがお分かりいただけることでしょう。
香りや価格だけでなく、商品設計の違いにも目を向けてみませんか?

ティーツリーの花が咲きすぎて、まるでカリフラワーのよう


厳しい乾燥と激しい森林火災で大変だった去年(2019年-2020年の夏)と比べて、適度な雨と日照に恵まれた穏やかな初夏を迎えたからでしょう、今年のティーツリーの花は例年に増して大きく満開です。
普通なら枝先にチョコンと、雪が載っているかのように咲くのですが、今は「カリフラワー」のように、木全体が白く見えるほどに花をつけています。

今シーズンのティーツリーオイルは現在までのデータによると、品質でも前シーズンを上回っていますので、これからが楽しみです。

高濃度のレモンマートルオイルを扱う際の注意点


他を圧倒するような強い香りを持つのがレモンマートル。高濃度のシトラール成分で構成され、レモン果汁を思わせる鮮烈な香りが特徴です。
ただし成分が強いため、その取扱いにはちょっと注意が必要。

まず、オイルが直接肌に触れることのないようにすること。特に敏感肌の方は微量のオイルであっても肌が赤くなったり、痒みを伴う湿疹の原因となる場合がありますので、要注意です。
ティーツリーファームズでもこのオイルを多量に取り扱う場合にはアクシデントでオイルが肌に多量に付着することの無いよう、スタッフは必ずゴム手袋を使用しています。
もし、仮に肌にオイルが多量に触れてしまった場合には石鹸を利用して、しっかり洗い流しましょう。

また多量にオイルを扱う場合には換気が必要かも。アロマなのに「換気」なんて矛盾するようですが、レモンマートルの成分はそれほど強く、そのため狭い空間で多量に扱った場合、肌や目にチクチクした刺激を感じることがあるのです。

なおハーブティー等としても広く一般的に利用されているレモンマートル自体には毒性はなく、オイルもオリーブオイルの香り付けとして、食用で用いられているほどですので、危険なオイルではありません。
ただ、高濃度の段階での取り扱いに注意してください。

水虫予防! フットケアオイルの作り方


ティーツリーオイルの優れた抗菌・抗真菌効果。たとえば水虫に原因となる白癬菌に対しては1%未満の濃度でその増殖を抑制する十分な効果があることが知られています。(詳細な数値データはこちら

そこで今回は水虫対策としてのティーツリーオイルの活用方法をご紹介しましょう。

フットケアオイル
キャリアオイル(98-99%)+ ティーツリーオイル(2-1%)のブレンド。これを就寝時に利用します。
ポイントはキャリアオイルの選択によって使用感が大きく違ってくること。ベトつき感が少なくなるように作るなら化粧品グレードのマカデミアナッツオイルやホホバオイルの利用がお勧めです。保湿効果もありますから、水虫予防だけでなく、爪や肌のスキンケアとしての効果もすぐに実感できることでしょう。より安価な化粧品グレードのアーモンドオイルでプリブレンドされている商品もありますから、作るのが面倒な方にはこの商品も選択肢ですね。

フットケアスプレー
水でうすめてつかえるティーツリーオイル(15%水溶液)をペットボトル入りの飲用水で10倍に希釈し、スプレー容器に入れて完成。お風呂上がりや就寝時に足に直接スプレーして使用します。また靴の内側にスプレーしておくと、水虫菌対策と同時に靴のニオイ対策にも効果的です。

大切なポイントはティーツリーの濃度管理。ティーツリーの濃度を高めればよく効くように思いがちですが、実は高濃度での利用は状況を逆に悪くしてしまうこともありますので、適切な濃度で使用しましょう。

レモンの香りのティーツリーでしょ? レモンティーツリーオイルに多い誤解とは


芳香剤や洗剤などでは、まず標準の商品があって、そこにレモンの香りをつけたバージョンの商品があって・・・
こんな商品構成をしている製品は多くありますね。
きっと、この感覚の延長なのでしょう、時折、誤解されるのは『レモンティーツリー(レモンセントティーツリー)』のオイル。それって「レモンの香りをつけたティーツリーオイルなんでしょ?」という具合に。

こういった誤解が前提になっている場合、元の機能は同じだと思われていますから、レモンティーツリーもティーツリーと同じ抗菌効果があって・・・という具合に、話が進んでゆきます。

これら2つのオイルは、抽出される植物の見た目が似ている、というだけの関係で、植物学的な分類では全く違う植物。加えて、抽出されるエッセンシャルオイルの化学的な構成成分も全然違いますから、そこから期待される機能も香りも全く異なります。

ここまで説明させていただくと、皆さんご理解いただけるのですが、それでも未だに誤解を受けることの多いエッセンシャルオイル。画一的に生産される工業製品ではなく、個体ごとに個性が現れる農産物であるという点も忘れられやすい点ですね。

スペアミントオイルとペパーミントオイルの使い分けを考える


ミントの香りといえば、歯磨きなどで毎日触れている香りではないでしょうか。加えて、ガムやキャンディーなどのお菓子でもしばしば触れる香りです。
こうしたこともあり、多くの方がミントに抱くイメージは強い清涼感ですね。この清涼感・スッとする感覚の源泉はメントール成分。この成分を多く含んでいるのがペパーミントオイルです。
刺激的でスッキリした香りは集中力を高めてくれる香りとしても知られていますが、一方で強すぎるその香りは主張が強く、ブレンドで用いるのが難しい香りでもあります。たとえば、メントールが持つ虫除け効果を期待してレモンユーカリやラベンダーなどと合わせて「虫除けブレンド」で使った場合、混沌として収拾がつかない香りに仕上がってしまうことも多いですね。

これに対してスペアミントオイル。こちらはミントの爽やかな香りがある一方で、刺激成分の含有がほとんどありません。そのため、トップノートの他の香りとのブレンドでも調整がしやすい香り。たとえばレモン系の香りに合わせれば心地よいレモン&ミントの香りとして楽しめます。
協調性のある香りですから、単体ではあまり目立ちませんが実はブレンドで活躍できる場面の多い香りですから、常備しておいていただきたい一本です。

ペパーミントとスペアミント。それぞれの個性を楽しんで活用してみませんか?

ティーツリーオイルの酸化で変わるもの・変わらないもの


ティーツリーオイルはエッセンシャルオイルの中でも比較的酸化の影響を受けやすいオイルと言えるかと思います。そのためその保管にはボトル内の酸素量を減らすなど、酸化の防止・抑制が重視されることになります。

さて、ティーツリーオイルが酸化することで大きく変わるのはその香り。本来は澄んだ爽やかな香りだったものが、酸化による劣化により、まるで化学調味料を多量に溶かしたような、独特の尾を引くような強い香りが和感を感じさせるようになります。
時折『ティーツリーの香りは薬品にような香り』と感じるという方がいますが、おそらくアロマ用の高いグレードのティーツリーオイルではなく、刺激成分の含有が多いクリーニングや日用品用グレードのオイルか、こうした酸化の進んでしまったオイルの香りを試されたのだと思います。
ちなみに、(しっかり管理されたアロマ専門店ではこうしたことはないのでしょうが)雑貨店や量販店などの店頭に配置されているテスト用のボトルで、酸化が進んでしまった残念な香りに出会うことがあります。

一方で、酸化が進んでも大きく変わらないのが抗菌力。このオイルの抗菌効果の源泉であるテルピネン4オールは酸化に強い成分であるため、抗菌だけに着目とすると酸化による劣化の影響を受けません。つまり香りは悪くても、抗菌用途としては活用できる・・・(腐ってカビが生えるようなことは絶対にありません・笑)。

オーストラリアの家庭にある救急箱でしばしば見つかる10年以上も前のティーツリーオイルの小瓶は、抗菌剤としてはまだまだ『現役』ということになりますね。

目がチクチク・・・レモンマートルオイルの連続利用では濃度に気をつけて


レモンマートルオイルを超音波式のディフューザーを使って利用していたDさん。噴霧量の多いタイプの機器を使って経営するお店で利用してました。レモン果汁を思わせる済んだ香りは店に来るお客さんからの評判も上々でした。

オイルは水を満たした機器のタンクに数滴、加えます。シトラル成分を多く含むレモンマートルの香りはとても強いのですが、毎日利用しているとやはり香りに対して「慣れ」が生じてきます。結果、Dさんには日を追うごとに香りが感じられにくくなり、オイルの使用量が徐々に高まる結果に。
数週間後、Dさんは目に異常を感じます。それはチクチクした刺激。
そう、理由はレモンマートルオイルでした。空間に充満したレモンマートルオイルに多く含まれるシトラル成分による目に対する刺激作用がこの原因でした。

エッセンシャルオイルはとても強い成分で構成されていますが、中でもレモンマートルは刺激が強めのオイルです。香りに慣れることで使用濃度が上昇しないよう、使用量(今回の場合はタンクへの滴下数)をきちんと管理し、またブレンドや他の種類のオイルへの定期的な変更をすることで「香りへの慣れ」を防止するなど、工夫をしながら活用するようにしてください。