酢酸リナリルをたっぷり含んだラベンダーオイルでリラックス効果


前回の記事で「リナロール」成分へのアレルギーについて触れました。
「リナロール」はラベンダーオイルに多く含まれる成分なのですが、もう一つ多く含まれているのが酢酸リナリル(リナリルアセテート)です。

ニュージーランド南島で生産されている真正ラベンダーのアビスヒル種のラベンダーオイル。このラベンダーオイルに特徴的なのは酢酸リナリルの含有量の多さ(約50%)と、それに反比例する形で大幅に少なくなっているリナロールの含有量(約14%)です。
オーストラリア・タスマニア産のラベンダーオイルの場合、これらの成分は双方ともに33から35%前後になっていますから、成分構成の違いがはっきり理解できることでしょう。

酢酸リナリルの含有が多いことで、この成分が持つ鎮静効果がより強調されることになり、同時にアレルゲンとして知られるリナロールの含有量の少なさで、ラベンダーオイルが苦手な方にも使いやすいオイルと言えるでしょう。
事実、ラベンダーオイルで頭痛の症状を示す当社のスタッフの場合、ニュージーランド産のラベンダーオイルにおいては症状を全く示しませんでした。

その香りにはリナロールに由来する包み込まれるようなフローラル感はありませんが、スッキリとキレのある爽やかな香りが楽しめます。

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