エッセンシャルオイルによるスチロール樹脂の溶解・腐食実験

一部のエッセンシャルオイルはスチロール系の樹脂(プラスチック)に対して、とても強い影響を与えることが知られています。そのため、こうした作用の強いエッセンシャルオイルをスチロール製の容器に保管した場合、容器が溶解したり、割れてしまったりする場合があります。

今回は発泡スチロールのキューブに対して、ティーツリーラベンダーペパーミント、オレンジの4種類のオイルをそれぞれ5滴滴下し、その経過を観察する実験を行いました。

【滴下前の様子】
並び順は以下の通り
上段 ティーツリー ・ ラベンダー
下段 ペパーミント ・ オレンジ

 

【滴下して10分後の様子】
リモネンの作用により激しく樹脂を腐食することで知られているのが柑橘系のエッセンシャルオイル。右下のオレンジが今回、これに該当します。
予想通りに激しい腐食を確認できますが、ティーツリーやラベンダーもこれに次いで激しい腐食・溶解作用があることが確認できました。
ペパーミントではほとんど変化は見られません。

 

【滴下して90分後の様子】
画像を撮影したのは90分後ですが、実際には60分後で既にこれと変わらない状態になっていました。
ティーツリーはオレンジと同じようにスチロール樹脂を激しく腐食・溶解しています。
ラベンダーは少し異なり、よく観察すると溶解させると同時に玉状の樹脂の結合部分をほぐして、キューブをバラバラにしていく様子が確認できました。
以前にスチロール製の容器にラベンダーオイルを入れた際、突然割れてしまったケースを紹介しましたが、この作用に関係しているのかもしれません。
ペパーミントでは僅かな溶解が見られましたが、ほとんど影響を与えませんでした。

 

【実験のまとめ】
全てのエッセンシャルオイルがスチロール系の樹脂に対して強い影響を与えるわけではありませんが、オイルの種類によっては激しい腐食と溶解作用があることが確認できます。
エッセンシャルオイル、そしてこれらから作ったブレンドオイルや希釈オイルなど様々なものを保管する際には、その容器の材質、そしてキャップの材質を確認することが重要です。

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※このページではオーストラリアで知られているエッセンシャルオイルに関わる様々な情報を公開しています。ただし、実際のご利用に際しましては十分にご注意いただき、利用者ご自身の自己責任にて安全にご使用ください。

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