
雑貨店さんなどで安価に販売されているエッセンシャルオイル。多くの場合「価格相応の品質&香り」なのですが、それでも時折、ずば抜けて素晴らしい香りの『掘り出し物』に出会えることがあります。
事実、3年ほど前に入手した某社さんのエッセンシャルオイルでは、その香りがとても素晴らしかったため、気になってガスクロマトグラフィーによる品質解析をしてみたところ、価格からは想像できないほどの高い品質が確認できた、というケースがありました。もちろん検査結果は良いものの、生産年や産地は不明なままなのですが。。。
こういった安価なオイルの場合、成分解析は公開されず、生産地や生産年さえも記載されていない物がほとんど。中には学名さえ記載のないものもあります(たとえば単に『ユーカリ』って書かれているオイルは一体何のオイル?)。
こうしたオイルの出どころは、その多くが最近では中国の会社さんのようです(当社にもしばしば売り込みがありますし、ネットにも多く出品されていますね)。しかし中国で全てのオイルが生産されているわけではなく、中国のサプライヤーさんがどこから輸入してきたものを販売している、といったものも含まれています。
ちなみに流通の過程で、ブレンドされたり、希釈などの名目で何かを加えられたりしてしまうと、そもそも生産地や生産年という概念はなくなってしまいます(複数のサプライヤーさんが関わって、そもそもオイルの出所が不明といったケースもありましたね)。
今回は比較的安価なレベルのオイルを扱っているブランドに(偶然?)、極端に優れた品質のオイルが紛れ込んでしまったケースだったようです。
ごくまれにこうした『掘り出し物』が見つかることもある、という体験談でした。




火災当時、この幹線道路(ハイウェイ)も完全通行止めになりました。背の高い木のほとんどはユーカリの木です。
地面には灰が積もっています。
火災で倒れた木が道をふさいでしまうため、道路沿いにはチェーンソーで切断された木がたくさん積まれています。中には直径1メートルを超える大木も多くあり、消火活動だけでなく、火災後の交通網の確保も大変な仕事であることが理解できました。
この画像は火災の発生していた当時、2019年12月6日に撮影。午後3時頃の様子です。煙が立ち込め、太陽が真っ赤でした。
一見、全てが死に絶えてしまった森に見えるのですが、早くも次の緑の葉が育っていました。
てっぺんまで焼けてしまったこんな大きなユーカリの木ですが、幹から新しい枝が伸び始めています。
火災で燃えてしまったティーツリーの畑の様子。
わずか6週間後にこれだけ復活するのですから、やはり強い木ですね。




