12年間、じっくり熟成させたミントの香りは「奥が深くふんわり」したゴージャスな香り


2006年前半に作られたペパーミントとスペアミントのオイル。酸化が進まないように細心の注意を払って容器に充填し、その後、ウィスキーのように、じっくりと12年間熟成させました。
そして12年目となった2018年6月、ついにこれを開封。その香りは・・・

ミントの香りといえばちょっと強めのトップノートですが、12年後の香りはペパーミント、スペアミント共に実に穏やかで丸みのある、すっかり大人の香りに。表面的な香りが抑えられた分だけ、ウッド系のエッセンシャルオイルを思わせる、奥の深い香りに変化していました。ミントの香りがこんなに奥深いものになるとは、驚きです。
特にスペアミントではメントールによる刺激がない分だけ、この香りの変化が大きく感じられます。12年間の熟成が生み出した香りの変化と成長です。

画像はスペアミントオイルの比較。左側の黄色味がかった方が2006年産の熟成オイル、右側の赤みがかった方が2018年産のフレッシュなオイル。

ちなみに、熟成させたオイルと、単に古くなっただけのオイルとは大きく異なります。管理されていなければ酸化が進んでしまい、その香りは激しく劣化して失われてしまいます。
熟成による変化は当然、成分解析データにも表れます。ちなみに今回の12年熟成のオイルの場合、酸化により増加する成分の変化も最低限に抑えられ、12年前のデータと比較して遜色のないものになりました。

「他社さんに真似のできない商品を作ってみたい」と思い、12年前に仕込んだペパーミントとスペアミントの2つオイル。長い歳月を経て、大きく成長した姿を見せてくれました。

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