エッセンシャルオイルは服用できるのか?という質問の裏側に見える巧妙なトリック


以前、頻繁に頂いたお問い合わせの中に「ティーツリーファームズのエッセンシャルオイルは服用で使える品質ですか?」というものがありました。
この当時、同様のご質問が何故か急に増えたものですから、調べてみますと、ネットワークビジネスでエッセンシャルオイルを販売する某社の会員さんから、エッセンシャルオイルの経口摂取が体に良い、という噂が流布されていることがわかりました。
この情報自体、リスクが高く、大変無責任なものですが、同時に巧妙なものだと思います。何故なら、これはそもそも品質の問題などではなく、服用利用によるリスクを知る常識・良識のあるエッセンシャルオイルメーカーなら必ず「できません」と答えるはずだからです。また問い合わせた側の方には「この会社の商品は服用できるだけの十分な品質ではないから、勧められた某ネットワークビジネスの商品を購入しよう」という結論に導かれるからです。

エッセンシャルオイルはその種類によっては希釈されたものが服用薬として使用されています。整腸剤として使われるペパーミントオイルなどがその代表例で、オーストラリアでは薬局で薬剤師によって処方してもらえますし、カプセルに入った市販薬も購入できます。
しかし、強い成分を含有するエッセンシャルオイルを一般の方が自己判断で服用に使用するというのは全く話が違います。

確か同じ頃、「〇〇オイルを服用したら、トイレのニオイがローズの香りになった!」などといった、トンデモ話もありましたが、これはローズに失礼です(笑)。

それから数年後、私自身もこの某社ネットワークビジネスの勧誘内容を知る機会がありましたが、エッセンシャルオイルの専門家なら絶対に推奨してはいけない、実に危険な方法が次々と解説されていました。そこで専門的な情報と知識を添えて疑問をぶつけてみると、「それはあなたのレベルでは理解できないものだ」と言われて、話題が変えられます。
なんとも、まあ。。。
ということで、「常識・良識のあるエッセンシャルオイルメーカー」の専門家の立場として、この種のトリックには十分にご注意いただきたいと思います。

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※このページではオーストラリアで知られているエッセンシャルオイルに関わる様々な情報を公開しています。ただし、実際のご利用に際しましては十分にご注意いただき、利用者ご自身の自己責任にて安全にご使用ください。



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