
オーストラリアの木々というとユーカリばかりのイメージがありますが(たしかに、森にはユーカリ種の木々がたくさんありますが・・・)実は針葉樹も結構あるんです。
日本では建築木材として「オーストラリアヒノキ」が有名ですね。
さて、こんな針葉樹の中に青いエッセンシャルが抽出される木があります。それはサイプレスの木。この木はヨーロッパ種のサイプレスとは異なり、オーストラリア大陸北部の熱帯地域に生育するサイプレス木で、「オーストラリアンブルーサイプレス」。名前の通りその色は青く、そしてウッディーでフルーティーなとても繊細で複雑な香りのエッセンシャルオイルが抽出されます。その香りはそのままで「香水」として使えそうな香り。
この木のオイルは粘性が高いため、単純な水蒸気蒸留だけで抽出するとボトルから取り出せないような使い勝手の良くないオイルになってしまいますが、蒸留工程を特殊な条件下で調整(温度、圧力、時間などの様々な条件による)することで粘性を抑制し、香りの良く、より利用しやすいエッセンシャルオイルが生まれます。これこそがエッセンシャルオイル蒸留の技術。
ただ、植物を蒸留すればエッセンシャルオイルはできるなんて思っていませんでしたか?・・・いいえ、エッセンシャルオイルづくりはそんな単純なものではなく、深い知識と確かな技術をもって作られているのです。



そして機会があればこんなマークのある、オーストラリア大陸の素晴らしい自然環境の中で育った植物から作られたエッセンシャルオイルの魅力を感じてみてください。







ちなみに私の友人の農園主さんも、試しにプランテーションに隣接した場所に自生していた天然木からオイルを抽出してみたのだそうですが、想像通り、全く異なる成分構成のオイルが抽出され、「商業価値ゼロだったね」と笑っていました。