お風呂で「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」の使用をオススメしない理由


抗菌力に優れたティーツリーオイルを使ってアロマバスを楽しみたい・・・でも、ティーツリーオイルは水に溶けないし・・・なら「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」を使えば良いのかな・・・
こんなイメージでしょうか、時々いただくのが『お風呂で使う場合には「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」をどれくらい使えば良いのでしょうか』というお問い合わせです。
結論から言いますと、アロマバスとしてお風呂での利用には適しません。
今回はこの理由をご説明しましょう。

マンションに多いユニットバスの浴槽を例にしましょう。そのお湯の量は250リットル(250,000ml)程度です。ここに抗菌効果が期待できる量のティーツリーオイル濃度(0.05%)を加えようとした場合、ピュアオイル換算で125mlのオイルが必要となります。
「水でうすめてつかえるティーツリーオイル」は1本あたり125mlですが、ティーツリーオイル濃度は15%ですので、6〜7本分を加えていただかなければこの濃度は実現できないことになります。ということで、この商品が入浴でのご利用には適さないことがご理解いただけるかと思います。

ではお風呂ではどのようにすれば良いのか。オススメはティーツリーオイルキャリアオイルの組み回せです。ティーツリーオイルをキャリアオイル(ホホバオイルやマカデミアナッツオイル)で適度な濃度(体質によりますが0.1%未満がより安全です)にまで希釈したものを加えて、これを撹拌しながらご利用いただくのが経済的ですし、現実的な選択となりますね。
湯面よりは心地よいエッセンシャルオイルの香りが立ち上りますし、湯上がりには肌をオイルがコーティングしてくれますから、抗菌と同時にモチモチ肌&スベスベ肌になりますよ。

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※このページではオーストラリアで知られているエッセンシャルオイルに関わる様々な情報を公開しています。ただし、実際のご利用に際しましては十分にご注意いただき、利用者ご自身の自己責任にて安全にご使用ください。



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