プロの立場からのエッセンシャルオイル選び (5回目・最終回)


プロの立場でエッセンシャルオイル選びについて語る記事の5回目・最終回です。
今回はエッセンシャルオイルをより良い香りで楽しむ方法について。
高価なエッセンシャルオイルは「もったいない」ので少しずつ、長い時間をかけて使いたい・・・そう思ってしまいますよね。しかし、時間の経過で気がつかない間に香りが劣化していたら・・・これではもっともったいない、とても残念な結果になってしまいます。

水蒸気蒸留法によって抽出されたエッセンシャルオイルは基本的には腐りません。しかし時間の経過とともにオイルに含まれる成分が酸化します。つまり酸化しやすい成分を多く含むオイルは含有される成分の酸化により香りに大きな劣化が生じる事があるのです。
例えばティーツリーオイルは酸化による影響を受けやすいオイルですので、開封後1年以上経過すると香りに変化が現れます(未開封での保管期限は3年間が目安)。
一方でペパーミントスペアミントレモンティーツリーなどの香りはほとんど時間の経過による影響を受けることはありません。ラベンダーは逆に時間の経過によって熟成が進み、香りがまろやかに変化します。ちなみにティーツリーオイル・エクストラクトはその成分が酸化しないため、10年以上経過しても、その香りにも成分にも全く変化がありません。
なお、レモンやオレンジなどの柑橘系オイルに多い、低温圧搾法で作られた精油は腐敗する場合がありますので、こちらは購入から1年以内に使い切ってしまうのが目安です。

こんなオイルの特性を理解していると、オイル選びが変わってきますよね。
使い切ってしまう時期を決めてから逆算して使うことで、エッセンシャルオイルをより良いコンディションで楽しむことができるのです。

この連載は今回が最終回となります。これらの情報が皆様のエッセンシャルオイル選びの一助になれば嬉しく思います。
また、これまでの記事に関してご質問などがございましたら、ティーツリーファームズまでお気軽にご相談ください。

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