プロの立場からのエッセンシャルオイル選び (1回目)


今回はエッセンシャルオイルオイルメーカーの担当者・プロの立場でエッセンシャルオイル選びについて少しお話しをしてみたいと思います。

オイル選びの際に必ず理解いただきたいのが「アロマオイル」との違い。アロマを楽しむのだから・・・という理由だけでこの種類のオイルを選択してはいけません。この「アロマオイル」。エッセンシャルオイル(精油)とは呼ばれずに実に微妙な名称なのですが、その多くは香りを楽しむことだけを目的としたブレンドオイルで、エッセンシャルのほか、合成された香料など、様々なものが加えられたオイルの総称です。
つまり「アロマオイル」とはアロマテラピーで利用されるような植物から抽出された純天然の「エッセンシャルオイル」ではなく、化学合成された香料を含めて、適度に心地よい香りだけに注目して作られた、お部屋の芳香剤と同程度という認識で良いかと思います。

また、水溶性エッセンシャルオイルというものも存在します。こちらは水に溶解させて利用できるよう、乳化剤を加えられたオイルで主に専用の噴霧器で使用するために販売されています。水で希釈できるため使い勝手が良いので、水を使って簡単に濃度を調整したいならこのようなオイルが選択肢となります。ただし、先に説明した「アロアオイル」を水溶化しただけのオイルもありますので、商品選びに際しては使用されているエッセンシャルオイルの種類やグレードについて、明確に説明されているものを選択することが重要です。

次回の記事ではエッセンシャルオイルメーカー・ブランドごとの香りへの取り組みの違いとケモタイプについてお話ししたいと思います。

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※このページではオーストラリアで知られているエッセンシャルオイルに関わる様々な情報を公開しています。ただし、実際のご利用に際しましては十分にご注意いただき、利用者ご自身の自己責任にて安全にご使用ください。



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