
新鮮なエッセンシャルオイルは良い香りがする・・・そんなイメージがありますが、実際には常にそうなるわけではありません。
例えばラベンダーオイルやペパーミントオイル。少し熟成が進んだ方が、尖った青々しい香りがなくなって、まろやかで豊かな香りが楽しめます。
これと全く逆なのはティーツリーオイル。こちらは酸化が進みやすい上、酸化による香りの劣化が著しいため香りを楽しむなら絶対にフレッシュなオイルがオススメです。
ちなみに、どちらでも大差がないのがグロブルス種などのユーカリオイル。10年以上経過しても、ほとんど香りは変わりません。
こう書きますと、「古いラベンダーオイル=良い香りのラベンダー」といった印象ですが、実際にはそうではありません。酸化や太陽光での劣化対策など、適切に管理・保管されていないエッセンシャルオイルは、たとえラベンダーオイルであっても残念ながらその香りは激しく劣化してしまいます。
キチンと管理されずに、ただ放置されたワインが熟成したワインにはならずに、酢になってしまうのときっと同じですね。





「一度、蒸留を始めたら24時間、ぶっ通しになるから体力勝負になるんだよね。」。作業者がこう笑いながら、見つめる先にある、蒸留器から上がった蒸気を集めるためのガラス容器の中には青い色の細かい粒がキラキラと輝いていました。

