香りが!成分が! 大きく変わったユーカリ・シュタイゲリアナ


しばらく欠品していましたユーカリ・シュタイゲリアナオイルの出荷を再開しました。
ただ、取引農園が変わり、「Eucalyptus staigeriana」という学名は同じでも、従来までの出荷商品とはその成分構成も香りにも大きな違いが出ています。

その成分にはシトラール系の含有が多いため、レモンに似た香りのユーカリとして知られているシュタイゲリアナ種。ちなみにレモンユーカリとして一般的に知られてるのは蚊が嫌う成分として知られるシトロネラールを多く含むシトリオドラ種(Eucalyptus citriodora)です。

さて、話をシュタイゲリアナ種に戻しましょう。今回出荷を開始した2020年産オイルは、ケモタイプ分類するならば「リナロール・ケモタイプ」となるのでしょう。フローラルな香りとして知られるリナロールの含有量は全体の46%にも及び、なんとラベンダーオルを大きく凌ぐ数値です。ちなみに以前の出荷商品ではわずか1.4%しか含有がありませんでしたから、香りに大きな違いが出ることが化学的・論理的にもご理解いただけることでしょう。一方で柑橘を印象づけるシトラール成分の含有量には大差はありません。

この成分構成から期待される香りといえば、フローラルな一方でレモンのすっきりした香りのハーモニーですよね。
こればかりは言葉を尽くしてもなかなかお伝えできませんので、是非、2020年産のユーカリ・シュタイゲリアナの香りをご自身の嗅覚でご確認いただきたいと思います。

 

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